志賀高原はユネスコ認定の自然と人間社会の共存を目指す、ユネスコエコパークです。
志賀高原ユネスコエコパーク環境学習プログラムのねらい
志賀高原は、古くから地元で行われてきた「人と自然との共生」の取り組みなどが評価され、ユネスコエコパークに登録されています。
本プログラムは、人と自然との共生をテーマに志賀高原観光協会と志賀高原ガイド組合が共同で実施するプログラムとなり、学習を深めていただく内容となります。
環境学習プログラムを通して積み重ねた体験や知識が、将来生徒の皆様が環境・経済・社会活動において、自分に何ができるのかを考えていただけたら幸いに存じます。
ESDは、Education for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
行程[1日のモデルプラン]とプログラム内容
※学校のスケジュールに合わせて組合せができます。
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環境学習講義 45分
【宿泊施設内】
講師:志賀高原ガイド組合ガイドによる講義
- 志賀高原ユネスコエコパーク・MABについて
- 地球環境から身近な環境までの問題を考える
- 野外実習の予習授業 等
宿泊施設で約1時間の講義で、自然と人との共生についての関心と理解を深めます。
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野外環境学習
※スケジュールやコース状況、人数によって設定時間・コースが異なります。事前にご連絡ください。
※雨天であっても危険のない場合は実施します。
講義終了後または後日、志賀高原ガイド組合ガイドと共に、緩衝地域や核心地域内のトレッキングコースを歩きます。
時間やレベルに応じた様々なコースで自然学習が可能です。志賀高原ユネスコエコパークでは環境保全にどのような問題がありどの様に対処しているのかを、トレッキングをしながらガイドから学びます。緩衝地域でのトレッキング
一の瀬せせらぎコース・サンシャイントレイルコースなど
緩衝エリア(バッファゾーン)をガイドと主に歩きながら、主に人間と自然との共生や志賀高原の歴史について学習します。
核心地域でのトレッキング
自然探勝コース・池めぐりコースなど
核心エリア(コアゾーン)をメインにガイドとともに歩き、守らなければいけない志賀高原の重要な自然に触れながら学習します。
オプションプログラム 環境保護活動・その他
環境学習屋外実習の一環として、高山植物保護活動(外来植物駆除体験)、外来植物草木染体験、登山遊歩道環境整備活動、かんじきづくり体験なども、ご提案できるプログラムがございます。志賀高原の環境への理解と自分にも出来る行動の発見。自然と人との共生について学べます。
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レポートの作成
【宿泊施設内】
1日の環境学習を終え、自身のレポートを作成して、講義と野外での実習をまとめ理解を深めます。
- 志賀高原ユネスコエコパーク・MABについて理解し発見したこと
- 自然環境と自分の関係性
- 自分に何ができるかという具体的な行動
- 持続可能な開発に関する価値観 等
選択カテゴリー ディスカッション・ワークショップの開催
【約60分】
環境学習講義・野外実習終了後、生徒の皆さんが自発的に発言をおこなえる環境でガイドが質問に答えます。学習で得た知識・感心したことなどをもとに話し合い、生徒のみなさんが感じたこと、他の友達が感じたことへの共感や新しい考え方の発見など、思考力を養います。
修了証・ピンバッジの授与
環境学習講座、野外学習、レポート感想文の提出の後、修了者に記念ピンバッジと修了証書が授与されます。
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移行地域での実習
移行地域(トラジッションゾーン)
志賀高原の保全と共生を学び、麓の中山間地域の農業・商業を営む皆さんと直接コミュニケ―ションをとりながら、移行地域において実際にどのような農業・商業が行われているかを学びます。
内容についてはお問い合わせください。
コース例
パンフレット
お申込み
ガイドご用命の際は一度ガイド空き状況をお問い合わせのうえ、以下の申込書をダウンロードして記入し、FAXまたはメールに添付して志賀高原ガイド組合までお送りください。
FAX:0269-34-2480
メール:guide@shigakogen.gr.jp